《日系進出》センコー、外食MKと低温物流
今回は、アジア経済ニュースさんの記事、「《日系進出》センコー、外食MKと低温
物流」のご紹介です。
センコーグループホールディングスは27日、タイの外食チェーン大手
MKレストラン・グループと合弁会社を設立すると発表した。コールド
チェーン(低温物流)を中心に物流事業を展開する。来月に設立する
見通し。
資本金13億バーツ(約44億円)で、バンコク東部のバンナーに本社を
設置する。MKレストラン・グループが49.75%、センコーグループホール
ディングスと同社の傘下企業2社が計49.75%を出資する。
MKは従来、社内の物流部門が冷凍・冷蔵による保管・配送を実施して
いたが、拡大する外食需要に対応するため、物流業務の効率化が課題と
なっていた。物流部門(車両・物流センター・人員)を合弁会社に移管
し、センコーグループのノウハウを生かした保管・配送体制を構築する
考え。
今回、センコーグループホールディングスが合弁会社を設立するMKレストラン・
グループは、記事にもありますように、タイで「MKスキ」、「やよい軒」
などを展開しています。
やよい軒は、日本でも多くの店舗を構えるチェーン店ですが、MKスキについては、
九州にはあったものの、日本ではなかなか目にすることができませんでした。
しかし、最近では、新宿、御徒町、池袋、渋谷と都内でも4店舗を構え、
タイに行ったことがない方にも知られるようになってきたのではないでしょうか。
この「MK」と「やよい軒」ですが、タイと日本ではちょっと違う点があります。
大きな違いを書いてみますと、
MK(日本)
・スープが4種類の中から選べる。
(タイは一種類のみ)
・鍋に仕切りがあり、2種類のスープが選べる。
(タイは鍋に仕切りがない)
・タイスキソースのみならずポン酢もおいてある。
(タイはタイスキソースのみ)
・バミー・ヨック(グリーン麺)や
ペット・ヤーン(アヒル焼き)がない。
(タイではもちろんある。)
やよい軒(日本)
・ごはんがお替り自由。
(タイではお替りは有料)
・食券機で食券を買う。
(タイでは席で注文し、レジでお会計)
・小鉢にキムチが付いてこない。
(タイはやよい軒に限らず、なぜか日本料理にキムチが付くことが多い)
他にも違いがあるかもしれませんが、ちょっと思いついたのはこんなところです。
挙げればキリがないですが、こういった外食チェーンから日本とタイの
違いを見てみるのも面白いかもしれません。
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